タイが発祥のプエラリア

女性ホルモンに働きかけるプエラリアは、タイとミャンマーの境にある原生植物より見出された成分です。
現地では「ガオクルア」、「ガウクルア」などと呼ばれており、古くからこの地に住むモン族に万能薬として摂取されて来ました。
プエラリアは木に巻き付く蔓草で、日本では葛湯や葛餅などで親しまれている葛と同属の植物です。
このプエラリアが自生している地方の女性の肌にはハリがあり、バストも大きく女性らしい体形をしていたことからプエラリアの研究は始まりました。

1952年、タイのチュラロンコン大学薬学部の教授グループが、まずプエラリアに着目しました。
その後1960年に、イギリスの研究グループが学術誌ネイチャーに発表したことにより、プエラリアは世界中に知られるようになりました。
また「高齢になっても若く美しい姿を保っていた」という内容の文献がミャンマーの古い仏塔から発見され、研究の更なる裏付けにもなりました。

このように昔から生薬として服用されて来たプエラリアですが、現在も研究途中の植物です。
含有されている成分に、女性ホルモンに含まれるエストロゲンに作用するミロエステールや、デオキシミロエステールといったものがあることは判明しています。
これは大豆などで有名なイソフラボンの1000倍の効果があるとされ、下胸部の細胞内にあるエラスチンやコラーゲンを活性化しハリのあるバストが作られるのです。
またセルライトという、老廃物と脂肪の塊である物質を除去する効果も、ミロエステールやデオキシミロエステールにはあります。

ただ女性ホルモンに直接働きかける成分ですので、摂取する時期や量はきちんと守らなければなりません。
過剰に摂取したり、エストロゲンが抑えられる生理周期に服用したりすると、生理不順をはじめとする女性病に悩まされることになります。

しかし、植物由来の生薬ですので、女性は上手に体の状態を確かめながら取り入れていけば、体型維持や更年期の対策に大変有効です。

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